整数論的関数の定義を述べよ.
解答例 1
$\mathbb{Z}^{+}$ を正の整数全体からなる集合とする.
$\mathbb{Z}^{+}$ 上定義された実数値または複素数値関数のことを整数論的関数という.
$F(n)$ を整数論的関数とする. 任意の $a$, $b\in\mathbb{Z}^{+}$ に対して, $$ \gcd(a, b)=1 \Longrightarrow F(ab) = F(a)F(b) $$ が成り立つとき, $F(n)$ は乗法的であるという.
最終更新日:2011年11月02日