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国際数学者会議とは

 国際数学者会議(ICM:International Congress of Mathematicians)は, 世界中の数学者が集まる会議です.4年に1度開かれます.

 国際数学者会議の第1回の開催が1897年です. 1900年にパリで開かれた第2回の会議で,ヒルベルトが23の問題を提唱したことは有名です. 最近では2002年に中国の北京で開かれました.次の2006年はスペインのマドリードで開催される予定です. 過去に1990年に日本の京都でも開かれました.

 国際数学者会議では,数学のノーベル賞とも言われる「フィールズ賞」(1936~)と, 計算機科学分野の「ネヴァンリンナ賞」(1982~)の受賞者が発表されます.

 さらに,2006年には上記の2つの賞のほかに「ガウス賞」の受賞者が発表される予定です. ガウス賞は,数学以外の分野に影響を及ぼした研究に対して贈られます. ガウス賞の設立に関する正式な発表は2002年の4月30日,ドイツの数学者カール・フリードリヒ・ガウス(1777-1855)の生誕225周年記念の日に行われました.

リンク

IMU(International Mathematical Union:国際数学連合)

 数学に関する国際的な学術団体.

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